電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-2A-06
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線電極径がパルスストリーマ放電に与える影響
*永田 湧成奥山 貴史中村 宏輝王 斗艶浪平 隆男秋山 秀典
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抄録

 非熱平衡プラズマの一つであるパルスストリーマ放電は、ストリーマ先端部分に高い電界を有し、オゾン生成や水質浄化、排ガス処理など様々な分野で応用研究が行われている。しかし、ストリーマ放電の挙動特性や物理特性は未だ不明瞭な点が多いのが現状である。そこでストリーマ放電の挙動特性を把握するため、線対平板電極における線電極径を変化させた時の進展様相の違いを、ICCDカメラを用いて観測した。本研究ではパルス幅を100nsとし、線電極の径を0.2mm、1.0mm、2.0mmと変化させ実験を行った。結果として、ストリーマ放電の進展開始において大きな違いが生じた。

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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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