電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-2A-06
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不確実性を考慮したロバスト制御による系統安定化手法に関する研究
*RIJAL KIRAN橋口 卓平
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抄録

再生可能エネルギー大量導入後に系統で擾乱が発生した時の電圧維持能力や発電機の同期化力の低下に伴う問題に対する対策として過度安定度と電圧安定性の双方を考慮した系統安定化手法の検討が行われている。安定度に関する研究の中でも自動電圧制御装置(AVR)や系統安定化装置(PSS)に関する研究は昔から行われている。近年,ロバスト性を補償するH無限大制御理論を用いたPSS設計手法が提案されている。そこで,H無限大PSSのロバスト性を検証するために,一機無限大母線系統や多機系統を用いて従来型PSS,H無限大PSSの安定化効果の比較・検討を行うために必要な制御系設計システムを構築した。

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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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