電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成27年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第68回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2P-04
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液体急冷法を用いた合金系永久磁石細線の作製
*本田 貴大戸高 孝
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抄録
近年、高性能永久磁石を利用したマイクロマシンの開発が盛んに行われるようになってきた。しかしマイクロマシン搭載用の微小永久磁石は加工精度を上げる必要があり、大きなブロックからの削り出しで製造されるため高価である。そこで液体急冷法を用いて細線状磁石を作製し、それを所望の長さに加工する事により製造コストダウンが可能であると考えた。本研究では、回転液中紡糸法によって合金系アルニコ磁石を用いて、微小永久磁石の作製を試みた。本報告では、保磁力の向上のために磁界中熱処理治具を自作し、処理条件等を変化させて特性の検討を行った結果を報告する。
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© 2015 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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