抄録
筆者らはこれまで、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)を用いた次世代航空機の耐雷技術開発の一環として、CFRP供試体を対象に、雷撃試験におけるファスナ周辺でのスパーク現象を光学測定技術により検出、評価している。航空機の雷撃試験で使用される雷インパルス電流は、SAE ARP 5412Bに定められており、Component A(First Return Stroke)の他に、Component B、C、Dなどの波形がある。本研究では、Component A波形を出力する電流源を導入し、学内でSAE規格に準拠した試験を実施できるようにすると共に、負荷や配線などの回路パラメータが出力電流波形に及ぼす影響を検討した。