抄録
スイッチリラクタンス発電機(Switch Reluctance Generator)は簡単な構造である。メリットとしてコストが低く,速度の調整範囲が広いなどがあり風力発電システムに利用しようと考えている。 本稿はスイッチリラクタンス発電機を用いた可変速風力発電システムの実現に向け,提案システムの理論検証を行う。可変速風力発電システムは,スイッチトリラクタンス発電機,電力変換器,コントローラ及び位置検出器で構成される。Matlab/Simlulinkを用いて可変速風力発電システムのシミュレーションを実行し,シミュレーション結果により,必要な改善点を明らかにする。