電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-1P-06
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水中プラズマ源による殺菌機構
*堂園 大雅後藤 弘輝三谷 友倫迫田 達也
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抄録
環境問題が騒がれる昨今、日本における浄水技術は高精度な発展を遂げてきたが、下水道の普及率は77.6 %に留まっている。家庭・産業排水には種々の難分解性有機物が含まれており、現在の処理技術では時間効率が悪く多量の浄水には不向きである。著者等は、高い処理能力と短時間処理を目指した水中プラズマ装置を提案する。本装置は、高い酸化電位をもつオゾン、OHラジカル等を利用することで難分解性有機物の分解を可能とする。本報では、反応性の高いOHラジカルが殺菌剤として処理に寄与しているか検討した結果について述べる。結果として、OHラジカルは処理に寄与していたがその他の殺菌剤による処理の割合が大きいことを明らかにした。
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© 2016 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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