電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1A-07
会議情報

小型DCモータのセンサレストルク測定における誤差評価
*森山 伸一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
筆者が提案したブラシ付き小型DCモータのセンサレストルク測定法(ローレンツの力の法則に基づくトルク測定法)の測定精度に関して,相対誤差の定式化とその誤差の実験による評価を行ったので報告する.試験の対象はDMN37のギアドモータであり,「動作時間の経過と共にモータ内部の温度が上昇し,その結果,電機子電流が減少する.」という特徴を有する.その温度特性の影響で10分間の疑似熱平衡状態でのトルク測定における相対誤差は20%に達するが,温度補正を行えば合理的なデータが取得できることが判明した.
著者関連情報
© 2016 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top