電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2P-14
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電流増幅器を用いたインバータのコモンモードノイズの低減
*益田 翔太中牟田 修一今岡 淳庄山 正仁
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抄録
昨今ではACモータと共に、これを駆動するインバータは広く用いられている。しかし、インバータはスイッチングをするため、電流ノイズを発生させてしまう。電流ノイズの中には、主回路からグランドを通って他の電子機器に影響を与えたり、モータの軸受けに電食を引き起こしたりするコモンモードノイズが存在する。今回は、電流増幅器を用いた手法により、コモンモードノイズの低減をシミュレーションによって検討した。この手法は、モータの軸受けを流れる軸電流をトランスで検出し、それを増幅したものを別の経路に流すことで軸電流を低減する方法である。それにより、グランドに流れるコモンモードノイズも低減することができる。
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© 2016 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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