電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第69回連合大会)講演論文集
セッションID: 12-2P-03
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ヒドロゲルの水分放出特性
*黒木 竜海石川 敏嗣田島 大輔林 則行
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抄録

我々は「低温排熱を用いたデシカント空調システムを利用し、温室内の温度と相対湿度を制御し、温室内で育てられる農作物が病気になりにくい環境を整える」という研究を行っている。近年、農作物が病気になりにくい環境を整えるだけではなく、新鮮さを長持ちさせることが求められている。農作物の貯蔵条件として温度と相対湿度が重要であり、貯蔵相対湿度は90%以上を保たなければならない。そこで今回は、断熱を施した空気室の中にヒドロゲルを置いて10数時間放置した場合、目標とする相対湿度90%以上に保つことができるのか、また、ヒドロゲルがどの程度水分を放出するのか調査したので報告する。

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© 2016 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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