抄録
電力系統など多くの実システムは非線形性を有する非線形システムである。このようなシステムの制御に対し、非線形モデルに基づく予測制御が検討されてきた。モデル予測制御とは、モデルに基づく出力の多段先予測値が指令値に近づくように、サンプリング時刻ごとに入力を修正していく制御法である。本研究では、ガウシャンプロセスモデルを用いて多段先予測器を構築し、カッコウ探索アルゴリズムによるモデル予測制御に適用する手法を提案する。電力システムに本制御法を適用したシミュレーション実験を行い、出力が雑音に乱されている場合でもモデル予測制御が可能であることを確認する。