抄録
鹿児島県奄美群島は、毎年多くの台風が強い勢力を維持したまま接近する地域であり、電力系統設備に被害を受け易い。離島は本土に比べ復旧作業が困難であり、社会生活に大きな影響を与える。迅速な復旧作業のためには、台風が接近する前に被害量の予測を行い、予め復旧作業に必要な資材や人員を派遣しておく必要がある。これまで、ガウシャンプロセス(GP)回帰モデルによる電力系統台風被害予測が提案されてきた。本稿では、GP回帰モデルに含まれるハイパーパラメータをカッコウ探索アルゴリズムを用いて最適化する手法を提案する。実データを用いた停電回線数予測のシミュレーション実験を行い、本手法の有効性を確認する。