主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成28年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 69
開催地: 宮崎大学
開催日: 2016/09/27 - 2016/09/28
ソフトウェア開発において、デバッグは手間のかかる工程である。効率よくバグの原因を特定するためには、プログラマがプログラムの動的な挙動を把握することが重要である。しかし、プログラムの挙動は一般的に不可視であり、挙動を把握することは困難である。そこで、我々の研究室でJavaプログラムのデータ遷移可視化ツールTFVISを開発した。しかし、このツールはJavaプログラムの特徴の一つである例外処理に対応していない。そこで本研究では、データ遷移可視化ツールTFVISにおける例外処理への対応を目的とした改良を行う。この改良により、TFVISのデバッグ効率向上のためのツールとしての実用性の向上を図る。