主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 70
開催地: 琉球大学
開催日: 2017/09/27 - 2017/09/28
ナノ秒パルス放電は、エネルギー効率の面において、オゾン生成、水処理、ガス処理などに有用であることが知られている。先行研究として、応用における大容量放電処理を行うために、パルス幅5 ns、特性インピーダンス12.5 Ωの低インピーダンスナノ秒パルス電源が開発された。その際、ナノ秒パルス形成線路内の誘電体はシリコーンオイルからエチレングリコールへ、線路長は500mmから125mmへ、スイッチの構造は自爆型から沿面放電型へと変更された。本報告ではこの12.5 Ωナノ秒パルス電源の特性評価を適切に行うために、その計測器となるB-dotプローブ、D-dotプローブを作製した。