主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 70
開催地: 琉球大学
開催日: 2017/09/27 - 2017/09/28
ナノ秒パルス放電によるオゾン生成は,従来に比べて高エネルギー収率で生成可能であるという利点がある.しかし,その一方で,生成オゾン濃度が40g/m³で飽和するといった課題を抱えており,その原因として,リアクタ内ガス温度上昇に伴うオゾン熱分解反応の促進が推測される.そのため,本研究では,オゾンの熱分解反応の抑制を目的として,リアクタ条件の最適化を進めており,今回は,リアクタ内で発生した熱をリアクタ上部へ効果的に逃がす構造として,これまで横置きで用いていた同軸円筒リアクタを縦置きとして用い,その際の原料ガスの注入方向と生成オゾン濃度の関係について調査を行った.