電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第70回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-2A-04
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鉄塔に併架される電力ケーブルの雷サージモデルに関する検討
*塩塚 大志阿部 智宏金子 英治
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抄録

 電力系統内に発生するサージ電圧を明確にすることは絶縁設計を考えるにあたって非常に重要な要因の1つである。系統内に発生するサージを取り扱う手法として,EMTPなど回路解析ソフトが用いられてきた。EMTPは,発電機,変圧器,送電線や負荷など様々な電力機器を模擬できることから回路解析を行うために使用されてきた。しかしながら,EMTPは,導体間の距離間や配置などを直接的に考慮することができず,これらを模擬するために補正法を講じなければならない。また,電力ケーブルを鉄塔に併架する場合の補正モデルは様々な検討が行われているが完成には至っていない。本研究は,鉄塔に併架される電力ケーブルモデルを考案することを目的としている。

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© 2017 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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