電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成29年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第70回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1A-05
会議情報

大気圧プラズマによる色素増感太陽電池用カーボン対極の表面改質とその効果
*星野 光一朗岡 龍誠井上 卓河野 晋石丸 智士
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

色素増感太陽電池は電気化学的な構造を持ち,材料および製造コストの面から低コスト化が可能であるとして,次世代太陽電池として期待されている.しかし,色素増感太陽電池には電極の一部(対極)に白金が用いられており,実用化にあたっては,白金に替わる安価な材料を用いることが望まれている.そこで,本研究では白金の代替材料としてカーボンを用いて対極を構成し,その影響について検討を行うとともに,近年,材料分野において,表界面の改質に効果があるとして注目されている大気圧プラズマ技術をカーボン対極に適用し,その効果について検討を行った.

著者関連情報
© 2017 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top