主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 71
開催地: 大分大学
開催日: 2018/09/27 - 2018/09/28
社会におけるソフトウェアの重要性は高まっており、形式仕様記述言語を用いた仕様記述が重要視されてきている。作成したソフトウェアはテストが必要であるが、人手によるテストケースの設計には手間と時間がかかる。そのため、VDM++仕様を対象としたテストケース自動生成を目的としたツールBWDMを開発した。BWDMでは仕様書の境界値分析と記号実行を適用することでテストケースを生成する。しかし、境界値分析結果から生成するテストケースの数は、組合せ爆発を起こす可能性があるという課題が存在する。そこで、本研究では、上記の課題の解決を目的として、BWDMによるテストケース生成にペアワイズ法を適用し、BWDMを拡張する。