電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第71回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1P-06
会議情報

圧力測定フィルムを用いた気中長ギャップ放電のエネルギーと圧力の関係
*高根 直也荒岡 信隆水﨑 雅之佐々木 佑樹古閑 帆人高村 紀充花井 正広
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

風力発電機ブレードへの落雷による被害が問題となっている。気中放電によりブレードの素材であるGFRPなどの絶縁物を貫通する現象については研究されているが、依然として放電が絶縁物を貫通する現象の主要因は解明されていない。我々は放電が絶縁物を貫通する主な要因として圧力、電界、熱などを考えている。その中の放電の圧力による影響について、圧力を加えると変色する圧力測定フィルムを用いて調査を進めている。これまでに、放電を圧力測定フィルムに当て変色を確認することにより放電の圧力を調査してきた。本論文では電極間距離を一定に固定して、印加電圧を変えることにより放電のエネルギーを変えて、エネルギーと圧力の関係を調査した。

著者関連情報
© 2018 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top