主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 71
開催地: 大分大学
開催日: 2018/09/27 - 2018/09/28
ペロブスカイト太陽電池は低コストで製造可能で、20%を超える光電変換効率が多数報告されていることから次世代の太陽電池として現在活発に研究が行われている。ペロブスカイト太陽電池におけるチタニア緩衝層はペロブスカイト層で発生した正孔と電子のうち電子のみを輸送する役割を持ち、光電変換効率の損失を招く要因である電子の再結合を抑制するという点で重要な役割を担っている。本研究では硝酸チタニル溶液を用いた液相製膜でチタニア緩衝層の製膜を行い、ペロブスカイト太陽電池を作製した。そしてチタニア緩衝層の製膜時間ごとに太陽電池特性の比較、検討を行った。