電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第71回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1A-05
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並列有限要素法に基づく定常・非定常大規模波動音響解析手法の開発
*村上 裕哉工藤 彰洋武居 周
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抄録

音響解析において、大規模問題を精度良くかつ高速に解くことが求められている。これは、建築メーカーがコンサートホール等の音環境を設計する際,大規模モデルを対象とした実用的な音響解析を必要とするためであるが,大空間を扱うための大規模数値モデルを高速に解く手法は世界的に見て研究半ばにある。そこで、本研究では、複雑形状への適用が可能な有限要素法、並列化手法として反復型領域分割法を用い、実問題へ適用可能な、定常・非定常の大規模音響解析コードを開発する。本講演では、開発コードの精度評価・性能評価を行った結果について報告する。

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© 2018 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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