電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第71回連合大会)講演論文集
セッションID: 04-1A-06
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実環境音声認識におけるマルチチャネルNMFの演算量削減の影響
*泉 太貴浦本 昂伸上ノ原 進吾古家 賢一
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抄録

近年、スマートスピーカーなどの音声操作によるデバイスの利用が拡大している。しかし、屋外ではもちろん。屋内においても雑音による音声認識率の低下が問題となる。このような問題を解決するために音源分離技術がある。今回は、音源分離技術の中でもマルチチャネルNMFに着目した。しかしながら、マルチチャネルNMFはチャネル数の増加に伴う演算量の増加が課題となっている。そこで、本研究では空間相関行列への初期値設定を利用した演算量削減手法を提案している。これまでの報告では仮想環境による評価であったが本報告では、実環境での音声認識に及ぼす影響を音声認識実験によって評価した。

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© 2018 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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