主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 平成30年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 71
開催地: 大分大学
開催日: 2018/09/27 - 2018/09/28
近年、視覚的な臨場感の研究および、聴覚から臨場感を得られる再生法の研究が行われている。 高臨場音場を再現するためには膨大な数のスピーカが 必要となる。しかし、このような膨大な数のスピーカ を日本の一般家庭の部屋に配置するのは困難である。この問題を解決するために指向性スピーカアレイを用いた高臨場再生の研究が行われている。 本報告では、所望の音場 を再現するスピーカアレイのフィルタの計算式の正則化パラメータをL-カーブ法より求めた最適値を用いる手法を提案する 。スピーカのフィルタ計算の 逆行列の正則化パラメータをL-カーブ法により最適な値を選択することで誤差が小さくなることが確認できた。