主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
視覚障害者の数は将来増加する傾向にある。視覚障害者の屋外での事故が多く、歩行支援システム開発の需要は依然高い。基本的に白杖か盲導犬に頼って点字ブロックの上を歩く。しかし、点字ブロック上の障害物に気付かず衝突するという問題がある。本研究では、衝突事故を未然に防ぐために既存の機器とモデルを組み合わせて障害物を検知し通知するシステム構成を提案する。提案する装置はJetson TX2上に構築されており、深度画像を提供するステレオカメラZED Miniを使用する。物体検出には、学習済みモデルであるYOLOを用いて、障害物の位置を音声により知らせる。 実証実験により本装置の有用性を検討する。