電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: PS-45
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クライアントサーバモデルでの歩行支援装置の検討
*志摩 嵐河野 英昭
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抄録

視覚障がい者の数は将来増加する傾向にある。視覚障がい者の屋外での事故が多く、歩行支援システム開発の需要は依然高い。基本的に白杖か盲導犬に頼って点字ブロックの上を歩く。しかし、点字ブロック上の障害物に気付かず衝突するという問題がある。現在では、カメラで捉えた画像を機械学習で処理し、人や車などの障害物を認識・警告するシステムが提案されている。このシステムにより、視覚障がい者の事故が軽減されることが期待されている。しかし、現状として、持ち運ぶデバイスで画像処理を行っており、消費電力が大きすぎるという課題がある。本研究ではクライアントサーバモデルを用いることにより、デバイスでの消費電力削減を目指し、その有用性を検討する。

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© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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