電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2A-06
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PMTとフォトダイオードによる200µJ電圧スパークの検出特性の比較検討
*古家 広貴徳益 昂大塚 信也
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抄録

航空機の雷撃試験に燃料タンクの安全性評価として200µJの電圧スパークによる試験が規定されている。規格では200µJ電圧スパークに相当する発光の検出が求められており、フィルムカメラの露光に関係するレンズやフィルム感度等の仕様が規定されている。一方このようなフィルムカメラの適用は現実的でなく、デジタルカメラでの計測が行われている。これに対して筆者らは、光センサとして光電子増倍管(PMT)の適応を提案し、着火に至るスパークを爆発環境で安全に且つ精度よく検出、評価できることを示している。本論文では、フォトダイオード(PD)の適応が可能であるのかの観点から、PMTとPDで200µJ電圧のスパークの同期計測を行い比較検討した。

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© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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