電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1A-02
会議情報

拡張状態オブザーバを用いた同期リラクタンスモータのセンサレス制御に関する研究
*太田 泰拓花本 剛士
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では同期リラクタンスモータのセンサレス制御について拡張状態オブザーバを用いた方法を提案している。一般的に同期モータをベクトル制御するためには位置検出器を用いて回転子位置を把握する必要があるが、位置検出器の取り付けによる大型化や信頼性の問題があるためセンサレス制御が望まれる。本研究ではセンサレス制御をオブザーバを用いて行うこととし、その中でも拡張状態オブザーバと呼ばれる手法を検討している。未知の外乱やシステムのパラメータ変動に対して新しい拡張状態変数を定義し、その拡張状態を推定する。このオブザーバを用いることで高精度な位置推定を実現することを目的とし、その推定精度についての検討を行った。

著者関連情報
© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top