電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 12-2P-10
会議情報

逆位相動作する2つのモータ駆動用インバータによるコモンモードノイズ低減効果について
*渡瀬 悠斗庄山 正仁
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

交流モータの駆動に用いられるインバータは、スイッチング素子のターンオン・ターンオフの瞬間の急峻な電位変化により、寄生容量を通してコモンモードノイズ電流が発生する。このノイズ電流は、他の電子機器に悪影響を与えるおそれがあり、低減することが重要な課題である。本研究では、2つのインバータを逆位相でスイッチングすることにより、コモンモードノイズ電流を相殺・低減する方法を提案し、実験および等価回路シミュレーションによりその効果の評価を行った。

著者関連情報
© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top