主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 72
開催地: 九州工業大学
開催日: 2019/09/27 - 2019/09/28
電気穿孔法(エレクトロポレーション法,EP法)とは,電気パルスを用いて細胞膜の透過性を一時的に上げることにより,遺伝子を細胞内に導入する方法である.これまでEP法で用いられている電気パルスはマイクロ秒からミリ秒のものがほとんどで,ナノ秒オーダーの電気パルスを用いた例は少ない.今回,ナノ秒高電圧パルスに低電圧長パルスを組み合わせた2連続パルスを用いてHL-60細胞(白血病細胞株)に緑色蛍光蛋白質(GFP)ベクターの導入を試みたので,その実験結果を報告する.