電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2019年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第72回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-1A-08
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ナノ秒高電圧パルスと低電圧長パルスの組み合わせによるHL-60細胞へのGFPベクター導入実験
*河野 晋冨永 伸明
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抄録

電気穿孔法(エレクトロポレーション法,EP法)とは,電気パルスを用いて細胞膜の透過性を一時的に上げることにより,遺伝子を細胞内に導入する方法である.これまでEP法で用いられている電気パルスはマイクロ秒からミリ秒のものがほとんどで,ナノ秒オーダーの電気パルスを用いた例は少ない.今回,ナノ秒高電圧パルスに低電圧長パルスを組み合わせた2連続パルスを用いてHL-60細胞(白血病細胞株)に緑色蛍光蛋白質(GFP)ベクターの導入を試みたので,その実験結果を報告する.

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© 2019 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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