電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1P-04
会議情報

パルスアーク放電プラズマによる高純度酸化亜鉛ナノ粒子の合成
*高木 駿末永 勝士王 斗艶浪平 隆男
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

酸化亜鉛は安価で安全な半導体材料で知られており、幅広い分野で利用されている。また、ナノ粒子化することで化粧品や医薬品への応用も進んできた。多岐にわたる製品に合った特性を持たせるため、ナノ粒子のサイズや形状等の制御や合成の簡便さが求められるようになった。そこで本研究室ではナノ粒子の合成にパルスアーク放電プラズマ法を導入した。この方法は装置構成ならびに合成プロセスが単純であり、処理パラメータの制御が安易であるといった特徴を持つ。そして今回、放電における周波数、パルス幅、電流といった処理パラメータを制御し、それらのナノ粒子に対する影響を調査すると同時に、より高純度な酸化亜鉛ナノ粒子の合成を試みた。

著者関連情報
© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top