電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1P-08
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大気圧グライディングアーク・プラズマ処理が植物種子の吸水と発芽に与える影響
*山内 浩嗣青木 振一
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抄録

近年、プラズマ技術は農業分野における活用が試みられている。その中でも植物種子に対するプラズマ処理は植物の成長を促進させる効果が期待される。これまでの研究ではプラズマが種子に与えた影響として種子表面の濡れ性の変化に着目してきた。本研究ではプラズマ処理による種子表面の改質に加え、種子の吸水と発芽に与える影響について調査した。種子へのプラズマ処理には大気圧単相グライディングアーク放電装置を用い、放電ガスにはArガスを用いた。また、プラズマ照射による吸水能力の変化を種子の重量測定により確認し、発芽に与える影響を栽培実験によって確認した。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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