主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 73
開催地: オンライン開催(大会本部:九州産業大学)
開催日: 2020/09/26 - 2020/09/27
遺伝的アルゴリズムとは,生物の進化メカニズムを模倣して最適解を探索する最適解探索アルゴリズムである.逆ハーフトーン処理とは,ハーフトーン画像(二値画像)から連続階調の濃淡画像に復元する処理のことをいう.本研究では,ルックアップテーブルという注目画素に対しその周辺の白黒の疎密パターンで濃度値を決定する方法と複数の平滑化フィルタを用いた逆ハーフトーンフィルタの設計を行う.また,その際にフィルタの組み合わせやパラメータの決定は膨大な試行回数を必要とすることから,このようなフィルタ設計を求める問題を,組み合わせ最適化問題とし遺伝的アルゴリズムにより解決する.