電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-1A-05
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キャパシタレスAC-AC変換器によるSRM可変速制御システム
*吉 古元大山 和宏
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抄録

スイッチリラクタンスモータ(SRM)は,固定子と回転子が主にコアとコイルで構成され,その構造が簡単で堅牢なため信頼性の高いモータである。そのため,電気自動車の駆動用モータとして有望視されている。またSRMの駆動システムとしては,DCリンクキャパシタを有するAC-DC-AC変換器の実用化が先行しており,キャパシタレスAC-AC変換器を用いる方式の適用例は極めて少ない。そこで,SRMの駆動システムに対してキャパシタレスAC-AC変換器の適用を検討し,正逆転、力行回生を含む四象限運転の可能な可変速制御システムを提案する。提案するSRM可変速制御システムの理論検証を実施するために,Matlab/Simulinkによるシステム全体のシミュレーションを行う。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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