電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-2A-08
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高次脳機能障害に資する3Dリハビリテーション環境開発について
*久保 大樹金田 純也松田 鶴夫
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抄録

脳卒中等の高次脳機能障害の上肢片麻痺患者に対して、有効なリハの1つとして、ミラーリハビリテーションが挙げら れる。しかし、患者毎のリハ環境が異なること、リハ中の感覚的外乱による効果再現性の不安定等の課題がある。これ らの問題に対し本研究室では、低コストかつ効率的なリハ支援開発構築を目指している。本報告では、過去に本研究室 で開発してきたシステムに、リハ運動時に被験者の視覚をHMD(ヘッドマウントディスプレイ)によりマスクする事で 擬似閉鎖空間を作り出し、リハ中の外乱除去、集中力向上を目的とするものである。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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