電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1A-07
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マイクロ波による焼酎粕活性炭の作製と静電容量の評価
*伊崎 明雄林 健太朗田島 大輔
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抄録

 九州では焼酎の製造が盛んであり,その製造過程で発生する焼酎粕の廃棄方法が問題となっている。そこで,焼酎の生産が盛んな九州の土地柄を利用し,焼酎粕活性炭を使った電気二重層キャパシタ用電極材料の研究に着目した。 実用化をするにあたり,重要となるのは静電容量の向上である。蓄電池の主な材料は活性炭であり,この活性炭の性能が静電容量に大きく関わる。よって本実験では,炭酸カリウムを混合した焼酎粕炭化物のマイクロ波による賦活実験を行い,活性炭を作製した。それから,その活性炭を用いて電極を作製し,C-V法より1gあたりの比静電容量を算出したのち,検討・考察を行った。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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