電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1A-08
会議情報

蟹殻活性炭と酸化タングステンを用いたハイブリッドキャパシタの開発
*大石 竜生田島 大輔
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では、水産廃棄物である蟹殻を電気二重層キャパシタの電極材料に応用した。蟹殻活性炭を作製するにあたって水酸化カリウム(KOH)を用いた。賦活の条件は、蟹殻とKOHを1:4、1:5、1:6の割合で24時間含侵し、賦活温度は600・700・800・900度、条件の温度に達した際に1時間保持して賦活を行った。作製した活性炭電極をCV法で測定を行い、静電容量が大きかった、800度1:4で賦活した活性炭を酸化タングステンと合成した。蟹殻と酸化タングステンの比や合成する際の時間などを変化させて静電容量や内部抵抗の比較を行った。

著者関連情報
© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top