主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 73
開催地: オンライン開催(大会本部:九州産業大学)
開催日: 2020/09/26 - 2020/09/27
本研究では、廃棄処理で問題となっている焼酎粕を電気二重層キャパシタの電極材料に使用し炭酸カリウム(K2CO3)賦活を行った。作製方法は焼酎粕炭化物とK2CO3水溶液(8 M)の重量比率を1:1:から1:8の8パターンに変えて賦活処理を行い、活性炭を作製した。評価として電解液に水酸化カリウム(KOH)水溶液(0.5 M)を使用しCV法により、比静電容量を算出した。焼酎粕炭化物とK2CO3水溶液の配合比率が1:2の時、比静電容量が320 F/gとなり、他の配合比率と比較して一番大きい静電容量を算出した。要因として、活性炭表面上に酸素含有官能基が増加により濡れ性が向上し、比静電容量が増加したと考えられる。