電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第74回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-1P-05
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超伝導誘導モータの一次巻線法と巻数が出力密度に及ぼす影響
*城間 洋人中村 亮太吉田 敬
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抄録

 現在、資源問題や環境問題などの要請からエネルギーの化石燃料の割合を減らし、電力化割合を増やすことは必要不可欠であり、特に電気推進航空機の実用化は現実味を帯びてきている。航空機用モータは高出力密度であることが求められるため、銅線の100 倍程度の電流を理想的には無損失で通電可能な超伝導線材を電機子巻線に用いた超伝導モータが期待されている。そこで本研究では電気推進航空機での使用を目的とした超伝導誘導モータにおいて、出力密度10 kW/kgを目標として、2極6スロット集中巻と2極12スロットレーストラック型集中巻の2 種の一次巻線法で巻数、回転子ヨーク厚みを可変として高出力密度化を行い、その結果を比較した。

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© 2021 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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