主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
共催: 佐賀大学
会議名: 2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 74
開催地: オンライン開催(大会本部:佐賀大学本庄キャンパス)
開催日: 2021/09/24 - 2021/09/25
近年,AlphaGOなどの囲碁AIの登場により,強い囲碁AIを作るという目標が達成され,次の一手は,人間とAIの共存共栄である。囲碁学習支援や棋譜解説などを行なうAIが求められる.棋譜の自動解説を実現するためには,着手に対する適切な囲碁用語の割当てや,解説すべき着手の判別,着手の評価などが必要である.新聞の解説記事では,紙面の都合上、流行りの着手や敗因となるような悪手,思いがけない好手など特徴のある着手に絞って解説される.本研究では局面を評価するValueNetworkと次の一手を予測するPolicyNetworkを用いて,打たれた着手について解説すべき着手かどうかの判別を試みる.