電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第74回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-2P-07
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2モータ逆位相駆動によるノイズ低減手法においてモータ等価回路のパラメータが雑音端子電圧に与える影響
*安部 友貴鶴久 徹野下 裕市庄山 正仁
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抄録

ACモータではインバータのスイッチング素子の急峻な電位変化によって、寄生容量を通してコモンモードノイズ電流が発生するため、ノイズ対策が必要である。しかし、ノイズフィルターは低減効果を高めようとするほど体積が増大し、機器の大型化、コストの上昇、損失の増加などを招いてしまうという問題を抱えている。本稿では、ノイズフィルターに依らないコモンモードノイズ低減手法として、2つのインバータを逆位相でスイッチングすることにより、コモンモード電流を相殺・低減する方法を提案する。提案システムにおけるモータ各相のインピーダンスの等価回路と雑音端子電圧との関係性を解析した結果を報告する。

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© 2021 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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