電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2021年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第74回連合大会)講演論文集
セッションID: 06-1A-06
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コンパクト機械学習モデル用低精度量子化によるパラメータ数削減と精度のトレードオフ調査
*李 鋳峰席 家禎山内 寛行
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抄録

クラウドによるAI提供時にはプライバシーとレスポンス時間の問題があり、 エッジ側にもAIを実現する「どこでもAI」が求められている。 しかし、エッジ側はエネルギー供給の強い制限があるため極めて高いエネルギー効率のAIが 必要である。本論文では量子化とアルゴリズムを改善したコンパクトモデルを利用した機械学習 の精度とエネルギー消費に関係するパラメータ数とトレードオフ調査結果を報告する。 コンパクトVGGモデルを、1)量子化 2)GAP 3)SENETの適用効果なども含めて明らかにした。 例えば、GAPを入れるとパラメータ数が80%を削減できた。SEnetを入れることで、およそエラーが75%削減できた。

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© 2021 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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