電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2022年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第75回連合大会)講演論文集
セッションID: 02-1P-08
会議情報

超電導コイルを用いた磁気浮上風洞試験装置の60cm級の検討
*福田 貴仁小森 望充浅海 賢一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

航空機などの飛行物体の空力特性を調べる際、風洞試験を行う。小型模型を支柱で固定して実験を行うが、支柱が空気の流れを阻害し実験結果に影響を与えてしまう。そこで、磁気力を用い模型を非接触で浮上させることにより支柱を取り除くことができると考えられる。磁気浮上風洞試験装置の浮上ギャップを確保するため、超電導コイルを用いることで、大きな磁気力を省エネルギーで発生させることができると考えられる。先行研究ではギャップ100mmでの浮上に成功している。本研究では、直径280mmの超電導コイルを用い300mmギャップでの浮上実験を目指し、1軸制御装置の検討、評価を行う。

著者関連情報
© 2022 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top