電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2022年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第75回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-1P-05
会議情報

エキシマレーザパルス照射時のSi表面の時間分解温度計測
*小池 怜志菊地 俊文片山 慶太柿本 祥明中村 大輔池上 浩
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

レーザアニールやレーザドーピング、レーザ溶接といったレーザ加工技術において、加工品質向上にはレーザビームによる表面温度制御が重要となる。そこで本研究では、SiにKrFエキシマレーザ(波長248 nm、パルス幅 82 ns)を照射した際の表面温度を二色温度法によってナノ秒の時間分解かつ二次元的に測定した。測定には波長750 nm、850 nm(半値幅25 nm)のバンドパスフィルタを使用し、ICCDカメラのゲート幅は20 nsとした。見積もられた温度分布はレーザパルス波形に従った温度変化を示し、フルエンスの増加とともに最大温度が大きくなる傾向が見られた。

著者関連情報
© 2022 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top