主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 77
開催地: 鹿児島大学
開催日: 2024/09/26 - 2024/09/27
人や物の効率的な移動を可能とする「空飛ぶクルマ」が次世代エアモビリティとして注目されている。空飛ぶクルマは航続距離やペイロードに課題があり、これらを解決するために固定翼を有する機体の開発が進んでいる。そこで、さらなる航続距離とペイロードの改善を目指し、外部からリニアモータを用いて機体を滑走・離陸させる方式を考案した。本研究では、二次元有限要素法を用いて機体を滑走・離陸させるための超伝導リニア同期モータの設計・解析を行い、コイルの電流・巻き数・スロットサイズの検討を行った。また、固定子と可動子のサイズ・垂直力・消費電力の観点で永久磁石配列リニア同期モータと比較し、超伝導化による優位性を示した。