電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-1A-03
会議情報

固定翼付き空飛ぶクルマの滑走・離陸を目的としたリニア同期モータの超伝導化による優位性
*吉田 景佐々 滉太吉田 敬
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

人や物の効率的な移動を可能とする「空飛ぶクルマ」が次世代エアモビリティとして注目されている。空飛ぶクルマは航続距離やペイロードに課題があり、これらを解決するために固定翼を有する機体の開発が進んでいる。そこで、さらなる航続距離とペイロードの改善を目指し、外部からリニアモータを用いて機体を滑走・離陸させる方式を考案した。本研究では、二次元有限要素法を用いて機体を滑走・離陸させるための超伝導リニア同期モータの設計・解析を行い、コイルの電流・巻き数・スロットサイズの検討を行った。また、固定子と可動子のサイズ・垂直力・消費電力の観点で永久磁石配列リニア同期モータと比較し、超伝導化による優位性を示した。

著者関連情報
© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top