電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 11-2P-07
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レーダを⽤いたコンクリート⾮破壊診断におけるクラッタの影響の評価
*犬童 稜太西本 昌彦
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抄録

現在,コンクリート構造物の老朽化が深刻な社会問題となっており,腐食状態の早期診断が重要となっている.しかし,従来の部分的破壊を伴う検査方法では限界があるため,非破壊検査技術である電磁波レーダを用いた腐食診断技術の研究が進められている.本研究では,電磁波レーダを用いた,鉄筋コンクリート中の骨材(クラッタ)の影響をシミュレーションにより評価している.複数のコンクリートモデルを作成し,信号対クラッタ比(SCR)を測定することにより,腐食度診断に及ぼす影響について考察している.

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© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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