日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集
第20回秋季シンポジウム
セッションID: 1C14
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自己加水分解法による酸化チタン合成:生成相の制御
*稲田 幹水江 圭鎌田 海榎本 尚也北條 純一
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抄録
塩化チタニルの自己加水分解により酸化チタンを合成し、生成物の結晶相を制御した。0.5M TiOCl2水溶液に、2M NaClあるいは0.5M SnCl4を添加し、マイクロ波照射下、180°Cで2h合成を行った。2M NaClを添加した場合、無添加に比べてルチルのXRDピークが増加したが、0.5M SnCl4を添加した場合はアナターゼのピークのみが検出された。このことから、添加物の種類によって生成相が変わることがわかった。
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©  日本セラミックス協会 2007
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