電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 11-2P-10
会議情報

シールドトランスのモデル化における巻線位置の影響について
*平島 夏生田中 俊幸白石 倭士岡田 雄一朗
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

電子機器は小型化・高性能化が進み多くの部品が高密度に実装されることによって電磁干渉のよる誤作動が起きやすくなりEMC対策は必要不可欠な技術となっている。本研究ではスイッチング電源に着目し、ノイズ対策を施したトランスのモデル化を行うことで、電源回路開発における時間とコストの削減を目標としている。先行研究ではトランスの実機の測定値とモデルの解析値を比較したところ大きな差が観測された。本研究では手巻きトランスを用いているため理想の巻線位置に対してずれが生じる。そこでモデルの巻線位置を調整することによって巻線位置のずれによる値への影響を確認し、実測値と解析値を合わせることができた。

著者関連情報
© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top