主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 77
開催地: 鹿児島大学
開催日: 2024/09/26 - 2024/09/27
光導波路型の1入力多出力光スイッチとして、アレイ導波路型光スイッチがある。本光スイッチでは、入力スラブ光導波路によって各アレイ光導波路に分配された入力光は、出力スラブ光導波路内で回折し、互いに干渉して強め合い、特定の角度の出力光導波路から出力される。従来のアレイ導波路型光スイッチは、出力スラブ光導波路の出力端において、メインローブの両側に生じる1次回折光までの範囲にしか出力光導波路を配置できないという課題があった。本研究では、出力スラブ光導波路との接続部においてアレイ光導波路を不等間隔に配置することで、1次回折光を抑制し、光スイッチのクロストークを低減できることをシミュレーションにより示す。