脳神経外科ジャーナル
Online ISSN : 2187-3100
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特集 虚血性脳血管障害の病態と診断・治療
t-PA静注療法に必要な院内・院外診療体制
井口 保之三村 秀毅小松 鉄平作田 健一
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2015 年 24 巻 4 号 p. 226-231

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抄録

 急性期脳卒中診療はt-PA静注療法が認可されて以降, 劇的に変化している. 一人でも多くの市民を救うためには, ①脳卒中啓発活動, ②stroke bypassによる救急隊搬送, ③遠隔医療支援を活用した脳卒中受け入れ体制整備が重要である. さらに脳卒中専門施設は, 再灌流療法を迅速に実施できる院内診療体制を確立する必要がある.

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© 2015 日本脳神経外科コングレス
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