脳神経外科ジャーナル
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総説
本邦で発達してきたさまざまな頚椎椎弓形成術
下川 宣幸
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ジャーナル オープンアクセス

2017 年 26 巻 8 号 p. 587-595

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抄録

 頚椎椎弓形成術は1970~1980年代に, 世界に先駆けて日本の脊椎外科医により開発された術式である. それまでは椎弓切除術が頚椎後方減圧術の中心術式であった. その後, さまざまな術式が報告されたが, 現在では世界を含め主に2つの術式に集約される. Open-door法とdouble open-door法である.

 これまでの椎弓形成術の歴史とその変遷を理解し, 実際の臨床に応用することは重要である.

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© 2017 日本脳神経外科コングレス

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