日本臨床整形外科学会雑誌
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足関節内果骨折の固定法による治療成績の検討─Tension Band WiringとCannulated Cancellous Screwに着目して─
俊 徳保西能 健堂後 隆彦秋山 唯大鳥 精司
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2021 年 46 巻 1 号 p. 59-60

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抄録

足関節内果骨折(以下内果骨折)に対し,Tension Band Wiring法(以下TB法)もしくはCannulated Cancellous Screw固定法(以下CCS法)を行った症例の術後成績を後方視的に検討した.内果骨折をHerscovici分類によって偽関節率を検討したところ,D型のTB群で偽関節が多かったが有意差は認めなかった.B型では両群偽関節例を認めなかった.D型で特に骨折線が近位にあるものに対してはTB法以外の術式で,またB型ではどちらの術式でも良い成績を残せる可能性が示唆された.

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© 2021 一般社団法人日本臨床整形外科学会
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